ごあいさつ

弊社WEBサイトにお越しいただきまして、本当にありがとうございます。 
ここでは、SAMURAI TOURINGという会社と、この会社の代表者がお客様とお仕事をさせていただく上で大切にしている事をより深く知っていただく為に、僭越ながら私の経歴について話をさせていただきます。

私が6歳の時に最愛の母が病気で他界しました。病名はガンです。
まだ幼かった私は世界の半分が破壊されてしまったような衝撃を受けるとともに、「人は必ず死ぬ。」という普遍の事実を体験しました。

「母の分まで生きよう。」

幼いころからそう思って過ごしてきました。

命について興味を持っていた私は、人を助ける仕事をしたいと考えるようになりました。
高校生になりそれなりに進路について悩んでいたところ、「世界貿易ビル爆破テロ」がアメリカで発生しました。
当時、夢中になってテレビニュースを観ていました。
地獄のような現場から人々が逃げ惑う中、そこに向かっていく人たちの姿が目に映りました。
救助に向かう消防士の後ろ姿です。

「かっこいい!これが男の仕事だ!」

レスキュー隊員に憧れ、高校卒業後に消防士(救急隊員)になりました。

消防の仕事は人に感謝されます。やりがいを感じていました。
しかしその一方で虚無感や無力感を感じていました。毎日のように病気やケガで苦しんでいると出会います。その中でも、自ら命を絶とうとする人があまりにも多いことに衝撃を受けました。救急車で病院に搬送してもまた同じ行動を繰り返す。

「この人を救うのは正しいことなのか?このまま楽にしてあげた方がいいのではないか。」
「人生に絶望した人を救うにはどうすればいいのか。」

思い悩む日々が続きました。

このような生活を続けている時、ふと

「人の笑顔を見たい。」

と考えるようになりました。
仕事で人の笑顔を見ることが無かったからです。
私は人を笑顔にする話術は持っていません。
コスプレに挑戦することを決意しました!

また、「先人たちはどのように悩みを克服してきたのだろうか。」先人たちに学ぼうと読書に没頭する日々を過ごしました。
その中で知ったのが吉田松陰の生き方です。
特に私が影響を受けたのは「死罪になるかもしれないが黒船に乗りたい。海外に行ってみたい。」という飽くなき向上心と熱意です。

「吉田松陰が命を懸けてでも観てみたいと願った海外はどんなものだろう。」
「現代ならパスポートがあればだれでも行ける。行かないと損なのではないか。」

という気持ちになり、大型連休には毎年のように海外に旅に出かけるようになりました。

海外は刺激がありました。

「若いうちにもっとたくさんの国に行ってみたい。」好奇心が抑えられなくなりました。
結果、安定した消防士という仕事を辞め世界一周の旅に旅立つことにしました。
コスプレバックパッカーの誕生です。
当時の肩書は、32歳独身、住所不定、無職でした。
もし警察官にお世話になることがあれば、新聞にこのように肩書が掲載されるのかと思い不安になったこともありました。
しかし旅に出れば、そのような不安は一瞬で吹き飛びました。

本当に毎日が楽しかった。
今までに観たことのない景色、人々の暮らし、考え方・・・出会うものすべてが新鮮で、

「地球に生まれてよかった!お母さん産んでくれてありがとう!」

と、心の底から感じました。それと同時に、日本に生まれたことを誇りに思えました。

世界中どこに行っても日本産の車やバイク、家電製品を見かけます。
東南アジアの国々では、家族全員(4、5人)が1台のスーパーカブに乗っている風景を幾度となく見ました。
スーパーカブとHONDAの凄さを知りました。

その体験があったので、今回のツアーでスーパーカブを使用することに決めました。

1年後、世界一周の旅から帰国しました。

「地域に貢献できる活動がしたい。」

と考えていた時、新型コロナウイルスが猛威を振るいました。
イベントが軒並み中止になり、我慢を強いられる子どもたちを見て、居ても立ってもいられなくなりました。
そんな時、韓国で車に乗ったまま大型スクリーンの映画を鑑賞する「ドライブインシアター」の催しがあったのを思い出しました。

「車の中から映画を観るのなら感染の心配もない。」

学生時代の同級生や消防士時代の同僚らを誘い、上映会を開く団体を立ち上げました。


今ではドライブインシアターだけでなく、公園に椅子やレジャーシートを持参する野外上映会、ラフティングボートに乗ってサメが登場する映画を観る「水上シアター」など工夫を凝らして開催しています。
これまでに開いた上映会は17回を数えました。

そして今回、新たな挑戦として「SAMURAI TOURING」を立ち上げました。

大好きな地元三好市をたくさんの人に知ってもらいたい。訪れていただきたい。今まで経験したことのない記憶に残る面白い旅行体験を提供したい。

「人生でもったいない一日とは、あなたが笑わなかった日だ。」
 
殿様や侍になりきって日本の秘境を旅してみませんか?日常を忘れて人生を思いっきり楽しんでみませんか?皆様の笑顔と出会えることを楽しみにしております。

SAMURAI TOURING
代表 正木 慎一

会社概要

会社名SAMURAI TOURING
代表正木 慎一(Shinichi Masaki)
所在地〒778-0012 
徳島県三好市池田町イケミナミ2135 [GoogleMap]
電話番号090-4272-5789(18時~20時対応可)
+81 90-4272-5789(Available from 6:00 p.m. to 8:00 p.m.)
メール
アドレス
samuraitouring@gmail.com
営業日土曜、日曜、祝日

アクセス

〒778-0012 徳島県三好市池田町イケミナミ2135